①バプテスマ
バプテスマにおいて、あなたがたはキリストとともに葬られ、また、キリストとともによみがえらされたのです。キリストを死者の中からよみがえらせた神の力を信じたからです。
コロサイ2:12
「父・子・聖霊の御名によってバプテスマを授けます」という牧師の言葉とともに水のバプテスマを受けて教会のメンバーに。バプテスマはクリスチャンになるための通過儀礼のように考えられていますが、それが本当に意味することをしっかり理解していますか。
わたしたちは、バプテスマによってキリストと共に葬られ、またキリストと共によみがえりました。その事実と共に、バプテスマに啓示されている神の奥義についてご説明します。
バプテスマという言葉は「浸かる・浸される」という意味のギリシャ語の動詞[バプティゾー]からきています。
浸されるものに一体化する。浸かり続ける。まるでお漬物のように。これがバプテスマの意味です。では、何に浸かり続けるのでしょうか。
父と子と聖霊の御名の中にです。
御名によって…というと、御名の権威によってバプテスマを授けるという風に捉えてしまうのではないでしょうか。しかし本当に意味するのは、イエス・キリストを信じた者が三位一体なる神の中に浸されるという意味です。
なので、日本語で正確に現すなら「父・子・聖霊の御名の中にバプテスマを授けます」というほうが正しいでしょう。
わたしたちクリスチャンは、父・子・聖霊の本質の中にバプテスマされるのです。
ちなみに、バプテスマを授けて良いのは牧師だけであるという考えに聖書的根拠はありません。キリストを信じた者は誰でも、新しい信者にバプテスマを授けることができます。
②奥義
この奥義が異邦人の間でどれほど栄光に富んだものであるか、神は聖徒たちに知らせたいと思われました。この奥義とは、あなたがたの中におられるキリスト、栄光の望みのことです。